この年の「きらゆめ」は、「第24回全国都市緑化ふなばしフェア」と連動して「育てよう まちと緑と子どもたち」というテーマで行われることになりました。
商店街の方ともっとお近づきになろうと思い、お店をまわって商店主さんに「葉っぱ」を描いてもらいました。みなさん「難しいなァ」とか言いながら、なかなかお上手です。
こうして集めたそれぞれに個性あふれる葉っぱを「型」に、葉っぱをたくさんつくり、商店街のディスプレイにいろどりをそえました。
本町通りのお隣・御殿通りにある「コミュニティカフェひなたぼっこ」でも、葉っぱづくりのワークショップを行いました。
こちらは“障害のある人もない人もいっしょに働けるカフェ”。普段はお仕事なので緊張しながら働いているみなさんも、ワークショップではそれぞれに隠れた個性が発揮され、「あんな面があったんだ」などいろいろな発見がありました。
同時に行われた「山口横町ストリートフェスタ」では、宮城県の山あいにある東鳴子温泉のみなさんがつくった「湯けむり」を展示しました。山から立ち上るアートが港町・船橋へと流れ着き、「雲」となって再び山へと戻っていく自然の循環をイメージしています。
(門脇篤)