でもまぁ、時間ないので「城内」は難しいでしょうね。みんな真剣につくってるし、できあがるともう壊す時間だし
黙々と「箱」づくりに打ち込んでいるのは、外目には非常に没コミュニケーション的で、本当に楽しんでるのかどうかもわかりにくく、「美術は地味」というのを地でいく光景なわけですが、実際には何かに没頭している姿として、本人の内面ではすごく派手なことが起こっているかもしれないわけで、非常に大切な時間だったりするんですよね。
そしてそれが最後にひとつの「城」になる、ということでこの個人への没入が世界の構築物の一部になる、というのがこのプラダンの箱のワークショップの意図なわけですが
つくり終わった親子に軽くインタビューして、次は何がしたいか聞いてみるとか、正直、「城」とかこうした取り組みや、アートについてどう思ってるかとか、船橋についてどう思うかとか、何かそういう感じのコミュニケーションをとっていくのもいいかもしれませんね。
思えば地域の人との交流という視点からはじめたこの路上でのワークショップでしたが、あんまりそうしたコミュニケーションがこれまでありませんでした。
世間話的な感じでやるか、あるいはビデオまわして記録風にやるか
こうしたあたりは例のボランティア事業に組み込めそうですね